自由論その後~ハンナアレンとの説く自由


自由論について昨年来うす~く調べてきたのですが、ちょうど良いタイミングで哲学読書会にお誘いいただきました。

こたえのない学校の藤原さとさんと哲学者の桐田さんが主宰されています。

https://kotaenonai.org/news/event/4180/(これの第二弾がもうすぐ始まるはず)

 

こちらで、以下の三冊を読みました。

ヘーゲル:精神現象学

J.S. ミル:自由論

ハンナ アレンと:革命について

どれもとても読みごたえがありました。

・ヘーゲルは理解しきれませんでした。自由な感じがあまりしない。笑

・ミルの自由論:昔から英国の経験論の方がしっくりくる面があって、ミルの自由論は消極的自由の代表です。薄い本ですし、一度読まれてはいかがでしょうか?

・ハンナ・アレント:この本は読んだ方がいいと思います。改革の目的=自由の創設=Constitute(憲法や政体)の創設、というのが大きな流れで、そこに「公的自由(公的なものに積極的に関与すること)」が介するというものです。

アレントのこの本を読んで、自分の深層心理を言い当てられているような気がしました。

  • オルタナティブスクール構想の根底には「自分が行きたかった学校を創りたい」がある。
  • そのスクールでは「自由」が最も大切な価値であって、そういう場にしていきたい。
  • その自由を創るための「Constitute(憲法)」を作りたいと願っている。
  • そこに「公的自由=公的幸福」を見出そうとしている

 

あと、下記の「自由論の系譜」を読みました(正確には、ページをめくりました)笑

むちゃむちゃ分厚いうえに、内容がむつかしいので、不自由です。

もう少しして、いろいろな哲学の理解が進んだら、再読したいと思っています。

内容の充実度は間違いがないと思いますので。

 

少しでも参考になればハッピーです!

 

<堺谷武志の略歴>

大阪出身、京都大学工学部、南カリフォルニア大学MBA、三菱UFJ銀行(海外駐在やアジア戦略担当)を経て独立。2006年インターナショナルな環境で人と自然にふれあうプリスクール「キッズアイランド」設立。保育士。一女の父。週末登山家。

2019年教育起業家とともにNPO法人ソダチバ・プロジェクトを設立し、代表理事に就任。幼稚園でもインターでもない第三の選択肢「HILLOCK Kinder School」を設立。将来は「ヒロック・オルタナティブ小学校」を設立たいなぁと活動中です。
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