都会の子どもたちに『ソダチバ』を!
堺谷武志 (サカイタニ タケシ)
キッズアイランド ファウンダー|ヒロック初等部 ファウンダー
京都大学工学部、南カリフォルニア大学院(MBA)、保育士
現三菱東京UFJ銀行を経て、現職
キッズアイランドの設立
キッズアイランド設立の前は、国際ビジネスに従事していた銀行員でした。
「元銀行員で、今は教育?」というと、なんだか生真面目な印象を与えてしまうかもしれませんが、自分ではかなりカジュアルな人間かなと思っています。
「どうして銀行を辞めて、プリスクールを作ったのですか?」は、よく聞かれる質問です。
子ども時代と国際ビジネスの現場
子供時代は、身近にまだ少し残っていた自然に触れながら育ちました。
ザリガニ、探検、秘密基地… あとは野球です。振り返ると、大切なことの多くを友だちや自然から学んだことに気づきます。
中高大学を経て社会人に。そして、社内制度でアメリカの大学院に留学しました。
そこでは、知識だけでなく、“学び”に対する態度の違いも印象的でした。
ある教授は「教えるのではなく、君が学ぶことをサポートする」と言いました。
この「自ら学びとる」という考えに深く共鳴しました。
その後は、アジア戦略立案や海外金融機関の買収など国際ビジネスの舞台に身を置きました。
国境を越えて行うビジネスのダイナミズム、異なる人や文化に触れて広がる視野、仲間と仕事をやり遂げる達成感…
英語で世界が広がったのは間違いありません。
(かなり態度のデカい銀行員時代。アジアを飛び回りビジネスだけでなく様々な経験をしました)
子どもは外で遊び、自然と人に触れるべき
色々な経験を通して、世界を楽しむには英語も大切だけど、ハートはもっと大切、
ハートをみがくには、子どもの頃の体験がとても大切だぁ!と思いました。
- 体を動かし、肌に自然や季節を感じる(都会だからこそ必要)
- 子ども自身が主体となって成長する
- 将来を見据えて、英語環境でこれを実現する
そんな場所があったらいいなぁ、自分が子どもだったら行きたいなぁ。
そう思いませんか?
これが、キッズアイランドの原点です。
銀行マンからプリスクール経営者へ
銀行を辞めて起業、「夢のスクールを!」と意気込んだものの、現実は厳しかった…
「武士の志(こころざし)」と名付けられて育ったためか、イメージだけで突っ込む傾向があります。
そのせいかどうか、スクールオープン初日の生徒さんはたった一人。
いっぱしのビジネスマン気取りだった自分が恥ずかしいですね。
一人の生徒のために全力を尽くす
でも、そのたった一人の生徒さんが本当にうれしかったのです。
生徒がいないとスクールにならないですから。一人でもいるとクラスができます。
この生徒のためにできる限りのことをしよう、そう決心しました。
今でもその時の情景は宝物です。
現在、多くのお子さんに通っていただいていますが、目の前の一人のためにという想いは今も変わりません。
プライベートは山登り
最近は山登りに少しハマっていて、高所恐怖症でビビりながら登っています。と言ってもここ2年くらいですし、たまに登るていどです。
形から入ってしまう性格で狭い家に道具が転がり、やや肩身が狭いです。
砧公園校の開設前、まだ小さかった娘を自転車に乗せて、物件探しに行っていました。
「パパは砧公園に遊びに来ると、どうして公園の中じゃなくて、外ばっかり行くの」
と言われて苦笑い。
そんな娘も高校生になり、うれしさ半分寂しさ半分の一女の父でもあります。
よりよいスクール創りに向けて気合いを入れます!
創立12年目に入り、累積生徒数では1000名の方に門をくぐっていただいたことになります。
保護者の方には深く感謝申し上げます。よりよいスクールにしていきます。
同時に、新しいことにも挑戦していきたいです。
夢としては、キッズアイランドの成長版の幼稚園や小学校を創ることです。
自然体験、科学、英語などを軸にして、心身ともにタフでインテリジェントな
子どもたちの「ソダチバ」が作れれば最高です。それも都心に!
道は遠いですが、あきらめずに何とかにじり寄っていきたいと思っています。
主なマスコミ掲載実績:
GQ ジャパン「セカイ基準の男の作り方」特集~こちらのリンクもご覧ください。
Kidsはみな天才(ギャップジャパン)
子ども英語(アルク)プリスクール特集
PS:
昔は「教育は語らず」というポリシーでしたが、運営10年を機に、
子育てやバイリンガル教育に関する情報を保護者のみなさんにお伝えしていきたいと考えるようになりました。
ブログを見て何か一つでも参考になればと思います。
<2020.1.10 update>
現在、想いを共有する仲間たちとともに「NPOソダチバ・プロジェクト」を進めています。
- 「HILLOCK Bilingual Kinder School(全日制幼児園)」を2019年4月スタート
- 「HILLOCK Primary School(初等部)」を2022年4月スタート
ワイルドでアカデミックな環境でのびのびと過ごせる、そんな環境を丁寧に作っていきたいと思っています。
応援よろしくお願いします!