キッズアイランドに女子高生が来た!
先日、高校生がキッズアイランドを訪ねてきて、僕にインタビューをしてくれました。
「コミュニケーション」という授業の一環で、働く人にインタビューをして最終的にはレポートにまとめるとのこと。
今はこんな授業があるのですね!
具体的には、以下のような手順で行っているようです。
- どこに訪問するか調査する
- どこに訪問するか決める
- 電話でアポイントメントを取る
- 手紙で書いて挨拶をする
- 学校の責任者からの手紙が来る
- インタビューの準備をする
- インタビュー当日 ← ココでした!
- レポートに取りまとめる
- 私に見せて修正をする
- 発表する
娘と1つ違いということで「親心モード全開」でスタート
とても緊張しながらも、笑顔で挨拶と自己紹介をしてくれてました。
「保育園や幼稚園の先生や英語に興味があったので、ネットで調べていて、プリスクールを知りました。
自然と触れ合うのがよくて、キッズアイランドを見て、こんなところがあるんだと思ったんです。
それでインタビューをお願いしました」
(私の心の声:嬉しすぎる!)
「選んでくれて、ありがとうございます。では、インタビューどうぞ」と言いますと、いきなり聞かれたのかが…
―――理念は何ですか?
いきなり直球ですか(笑)、と思いながらも、理念、ビジョン、バリューの資料を渡して説明しました。
(私の心の声:よかった。実はこの理念の紙は作ったの最近なんだよな~。)
- 理念:都会の子どもに「ソダチバ」を作る。
- ビジョン:インターナショナルな環境で自然と人に触れ合うプリスクールとして、東京ナンバーワンを目指します。
- バリュー:ファースト・ティーチャーになれるよう人間力を磨こう!
―――どうして、スクールを作ったんですか?
「昔、学校が先生のためにあるように感じたことがあって、学校ってそもそも生徒のためのものじゃないの、と思ったんです。
そこが、すごい理不尽な気がして、いつか生徒のための学校を作ろうと思いました。
大学卒業してから15年間も銀行員やったりと遠回りしたけれども、色々考えて、約10年前にスクールを創ることにしました。」
自分の言葉で、自分のことを語ってくれました
事前に質問を書いてある小さな手帳を持って、一所懸命にインタビューをしてくれます。
そして、彼女の偉いところは、自分の考えいや思いをつまりながらも自分の言葉で語ってくれることです。
- 自分の夢は、幼稚園や保育園の先生になること。
- 学科の中で初めて1つだけ好きになれた教科が英語だったこと。今、英語を頑張っていて、英検の一次試験に受かったこと。英語の勉強方法。
- 学校で感じるプレッシャー、やらされ感など、などなど
僕も、色々と僕なりの考えを伝えました。
- やりたいことがあるのは素晴らしい。目標に向かって頑張ってほしい。
- 学校で感じるイヤなことも、将来に向けて自分のエネルギーになることもありますよ。英語の勉強はシャドイングとかいいですよ。
- 大切なことは、自分で「選択」して、決断していくことだと思います、などなど。
コミュニケーションの授業について
その中でふと伝えたいなと思ったのが、今回の「コミュニケーション」の授業についてです。
「とてもユニークな授業で素晴らしいと思います。
こーゆー授業をすると言うのは、学校側にも大きなリスクがあって、子供の安全面とか、大変なことなんだと思うんですよ。
これをやろうと言い出してくれた教師がいて、怪我をしないかな、事故に合わないかな、悪いことしないかな、と心配して。
それでも、より大きな、より広い経験を生徒にして欲しいと思ってやってくれてるんだと思います。
だから、いい学校に行ったな、と思って学校や先生に感謝してくださいね。いかせてくれた親にも感謝してくださいね。」
と言ってしまいました。
(私の心の声:うわ、学校の味方しちゃったよ~。自分はさんざん悪態をついてきたのに、こんな偉そうなこと、どの口が言うてるんや~)
あまりにも自分に対して恥ずかしかったのもあって、
「実は偉そうなこと言ってますけど、大学の時、遊んでばかりで留年してしまいました。楽しかったんですけどね」
その女子高生は何と言ったと思いますか。
「それも自分で選択したんですね」
ガハハハッ、二人で爆笑しました。高2女子、おそるべし。
PS:近頃の若者は優秀過ぎる
実は今、偏差値の高い大学2年生の女子がボランティア・インターンと言う形でキッズアイランドに来てくれています。
英語はとても上手です。コミュニケーションスキルも高いです。
将来は教育の世界各国の比較をしたいする研究をしたいそうで、志も明確。
幼児期の教育が重要だと思っていて、それでこちら応募してきてくれたとのことでした。
自分が、高校生や大学生だったころを振り返り、自分のあまりの幼さと比べると、この二人はあまりにしっかりしています。
自分が16歳や20歳の頃、大人と二人になったら、まともに口すら聞けなかったと思います。
これは、女子と男子の差なのかな~、時代の違いなのかな~、それとも個人の問題なのかな~
謎は深まります。
<堺谷武志の略歴>
大阪出身、京都大学工学部、南カリフォルニア大学MBA、三菱UFJ銀行を経て、キッズアイランド設立。保育士。一女の父。
(プロフィール詳細はこちら)
著者・堺谷武志が運営するプリスクールは「キッズアイランド」はこちら
著者・堺谷武志の個人Facebookページはこちら
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