先日の講演より(8)未来への備えー番外編
前回、未来への備えとして、私としてのおススメする3つのチカラをご紹介しました。
その内の「起業するチカラ」について少し寄り道をさせてください。
起業について
皆さんは、起業と言うと何を思い浮かべますか?
金儲けみたいな印象を受ける方がいらっしゃるかもしれません。
たしかにそういう面もあるかもしれませんが、社会起業のように社会の課題を解決するための起業もあります。さまざまです。
お金持ちになりたい、名声を得たい、自由に生きたい、新しい価値を問いたい、世の中の役に立ちたい、カッコいいから、などなど動機は人それぞれです。
こだわり、スタイル、お客さんの見方、仲間への接し方、お金に対する考え方などあらゆる面で違いが見えます。
「まずは食うことを優先するか」or「やりたいことに突き進むか」
「顧客のニーズからスタートするか」or 「自分のやりたいことからスタートするか」
「儲けるのがうまい人」or「下手な人」
共通するのは「何かにとりつかれちゃった」とか「ネジが抜けてる」くらいだと思います(笑)
だから起業をした人を見ると本当に面白いです。ヒトトナリがむき出しになるのでw
起業力は究極の総合力
起業の力があれば、一人で働いても、大企業で働いてもオッケーなんです、きっと。
ビジネスにおける究極の総合力なので、開発とか顧客集め、人事や財務などデコボコありながらもあらゆる要素をやるぞという意思を持つということですから。
20代~30代の起業率ってその前の世代より高いですよね。これからは大企業もあてにならない。ブラック企業で使われるだけもバカバカしい。
ある意味、起業で食べていければ、それが最も手堅い生き方とも言えます。
それに、
自分をむき出しにしながら、ダイレクトに社会に問いかけて、その反応が返ってくるというのは、なかなかに満足度の高い生き方だと私は思っています。
もちろん、良い事ばかりではありません。資金繰りが悪い時とか「た~いへ~ん」w
生き残るのも一説によると5年後に五分の一、10年後に十分の一とか?本当かな?
1つだけ誤解しないでくださいね。
起業について偉そうなことを言っていますが、すみません、過去12年の結果、私には商売の才能はないとの分析結果が出ています(笑)
テック系で上場したりとかしている人、本当にすごいなと思います。
でも、うらやましいとは思わない。多分、だからボクはダメなんだけど、目指すものが違うと思っています。
そんな私は、紆余曲折を経て、起業の本質について次のように思っています。
「困っている人に、オリジナルのプレゼントを渡すこと」(そして、それが私のハッピー!)
理想的に過ぎるかもしれませんね。それに、簡単なことでもありません。
でも、実際にそのような起業をされている人もいますし、私もそうありたいと思っています。
起業の時の3つの自分への約束
私は起業する時、プリンシプルのようなものとして自分に約束しました。
- 自分の好きなことをする
- 人の役に立つ
- 財務はギリギリでも回す
友だちに起業って大変なんだぜって愚痴った時に言われました。
「なんや、お前。文句言うてるけど、足らへんのは金だけやん」(笑)
そうそう、確かに当初の3つの約束、それなりにかなっています。
1.はYes、2.は人サマが決めることだけど自己満足ではYes、3.はドンピシャでギリギリ(ちょっと持ち出しw)
しまったなあ「3.ムッチャ儲ける」にしとくべきでした(笑)
起業も人それぞれということで。
さて、30年後の未来ですが、本当のことを言うと、どうなっているかは誰にもわかりません。
でも、起業するチカラは一定の普遍性をもっていると思います。
「困っている人に、オリジナルのプレゼントをする」ことは、社会とのつながり、自分らしさや勇気、クリエイティビティ―など幸せに生きるために大切な多くの要素を含んでいると思うからです。
なお、こんなことから起業家精神を体験していくようなオルタナティブ小学校を創りたいと考えています。仲間とともに(NPOソダチバ・プロジェクト)
<堺谷武志の略歴>
大阪出身、京都大学工学部、南カリフォルニア大学MBA、三菱UFJ銀行を経て、キッズアイランド設立。保育士。一女の父。週末登山家。
現在「都会の子どもに『ソダチバ』を!」プロジェクト推進中
(プロフィール詳細はこちら)
著者・堺谷武志が運営するプリスクールは「キッズアイランド」はこちら
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