Co育てイベントの手元メモシェア


「孤育てからCo育てへ」というテーマのイベントに参加いたしました。
第一部経産省浅野課長(講演)、第二部子育てパネル、第三部教育パネル、の三部作。

パネリストとして参加した第三部は、道村さん、永井さん、私のかなり多様化したコメントを空田さんが回収しつつ、分散してしまう素敵で笑いたっぷりの展開(しゃべりちらかしてすみませんでした)

お子さんがいて、妊婦さんもいて、経産省もいてw、と多様な感じがとってもアットホーム。この場こそCo育てじゃんと感じられるいい空気が流れてました。癒された~

<ご参考>
以下はほとんど使わなかった昨日の手元メモですw
せっかくなのでシェアいたします。

第三部:未来を担う子どもはどうやって育てる?(学習環境の充実に向けて)

テーマ1:いま目の前にある子どもの教育における問題は?

① 教育の目的はなにか?子どもの自立をサポートすること。
・親:幸せになるための知恵をつける。国:「富国強兵策」の一環。
・主語はだれか?「教える+育てる」→「学ぶ+育つのサポート」へ発想を転換したい(福沢諭吉の「発育」)
・教育とは、学校だけでなく、家庭、地域で行うもの。

② 社会が複雑化、「幸せ」の定義も変わる。
・昔は「幸せ」は村が決めてくれた。
・「まじめ、仲良く、良い子」が奨励。でも、採用活動などで40歳になって「良い子で過ごしてきたけれど、私の人生って何だろう?」と言われると…
・幸せの普遍性:自分のためになる。メシが食える。人の役に立つ。

③ 教育は大人社会の鏡である。自立の最大の敵は同調圧力
・戦争なし、法治国家、経済発展→素晴らしい
・一方で、地域社会弱体化→孤育て化。自然が減った。息苦しさが増えた。
・同調圧力は疑似身分制度が元凶(先輩・後輩、教師・生徒)、儒教や軍事教練の名残?
・最大の問題は大人が自立できていないこと。少数派になる勇気を持とう!

テーマ2:子どもにとって大切な学びとは?(必要とされる学習内容と学習環境とは)

① 発達段階と興味に沿っているか?(=幼児教育の基本)
・発達段階:1歳児、幼児、小学生の年齢に合っているか?公教育では幼稚園と小学生の断絶が大きい。
・興味:自発的な学びとなっているか?やらされ感多くない?
・大人は良かれと思っているのが罪。

② 社会とマッチしているか?
・学びのスタイル:学校は文字情報を評価。人のつながり方に大きな変化。オンライン・SNSとどう付き合うか。
・社会では「問題発見、解決、実行」の一連が大切。学校では解決だけをやる。
・一方で、人生・社会には唯一の正解はない。ほんの一部しかカバーしていない。

③ 嘘くさい建前で。子どもの芽を摘まない。
・「皆同じ」がいじめの土壌(違うと排除)。「皆仲良く」が創造性の芽生えを削ぐ。
・「休むとずるい」「みんな頑張っているのに」が不登校、同調圧力を生む
・世の中、平等ではない・理不尽だ→このような社会課題を、どうするかが知恵であり教養ではないか?

テーマ3:明日からできるアクション(会場に来ている人が明日からできるアクション)
① 自立心をサポートする
・大人は「させる」「してあげる」からの脱却を(親も使役語を使えるのは10歳まで)。「育てる」ではなく、「育ちをサポート」とする。
・自立の基本は決断。まずは二択から。「AかB、どちらにするか?」
・少数派になる勇気を(反射神経でダメ出ししたり、誘導したりしない)

② 自然に放り込む。世界に触れる。
・自然・友達・暇がなさすぎる。幼少期の自然体験は「成功・体力」の素。
・一つの景色で人生が変わる。
・世界は広い、目の前が全てではない(イヤなら逃げよう、生き残ることから始めよう)

③ 誕生日にビデオを見て、思い出を話す
・3歳までの記憶はなくなる。子ども時代の歴史は保護者が作る
・10歳までを幸せと振り返られる人生を!保護者の愛を感じる自分の歴史は、自己肯定感の大きな支え。
・そのために、まずは保護者がハッピーになろう!それが子どもの3歳までの歴史を作る。






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