プリスクールのこだわり:大きな公園近くの立地 Part2
キッズアイランドの立地へのこだわりの第二弾です。
(第一弾はこちら:https://wp.me/p8SNOu-1q)
キッズアイランドの2校目は砧公園の近くと決めていました。
砧公園は渋谷から電車で10分、徒歩15分にあるとは思えない奇跡のような公園です。
元はゴルフ場だったそうで、芝生いっぱいの外国の公園みたい。
一校目に隣接する駒沢公園とは雰囲気は違いますが、どちらもお気に入りの公園で
娘としょっちゅう遊びに行きました。
そして、砧公園に行く時には、ひそかにスクールの物件探しもしていました。
砧公園は大きな道路に囲まれていて、いくたびに自転車で公園沿いをぐるっ~と回るわけです。
ある時、当時幼稚園児だった娘が
「あのさぁ、パパは砧公園に来ると、どうしていつも公園の中じゃなくて、外ばかり行くの?」
とつぶやきました。
「うーん、パパにもいろいろと事情があってね…」
思わず苦笑い、完全に大人の事情でした。
実は、砧公園は大きすぎて、大きな道路で周りを囲まれています。
小さな子どもが安全に渡れる場所は大きな陸橋のかかる一か所しかありません。
そして、その周りでスクールができそうなのはビルが一つだけ、今の場所です。
私のとった作戦は…
公園に来るたびに、このビルの前を通って「出ていきますように~」と念を込めることです。
祈りが通じたのでしょう、5年がかりでやっと空きがでました。
3フロア一括でしか貸さないというのを頼み込んで、1フロアで契約していただきました。感謝!
こうして念願の砧公園校が誕生することができたわけです。
その後も、東京西部の色々な公園によく出向きました。
周辺の状況を見たいので、自転車で行きます。結構遠い場所にも行きましたね~
その一つが、林試の森公園です。
ここは、都会の中にぽっかりとできた里山のような素敵な公園です。
元は「林業試験研究所」と言って、明治時代に富国強兵策の一環として
世界中から木材を集めて日本に合う木材などの研究をしたようです。
もしかしたら、日本で最も樹木の種類が多い場所かもしれません。
文明開化を切り開いたそんなロマンのある公園でもあります。
さて、この公園も、入口から徒歩一分でスクールができそうな物件は3か所くらいしかありませんでした。
そしてまた、自転車で前を通るたびに“念込め”です。
ここは空くまで4年かかりました。現在の目黒校です。
いい公園の近くというだけでスクールを出してしまっています。
空きがでるまで待ち続けるという、ビジネス的になんとも愚かで、そして執念の戦略です。
他のプリスクールと違って、駅からも遠いですし、目立つ場所にあるわけではありません。
マーケティング的に全くもって賢いやり方ではありません。
元銀行員として考えると、そう思います。
コンサルタントの先輩からも「う~ん」と言われました。
それでも…
子どもたちが目を輝かせて蝶を追いかけたり、
落ち葉の山にダイブしたり、季節を感じながら遊んでいるのを見ると、
やはり他の立地(近くに公園がない場所)は考えられません。
子どもは、いつの時代も外遊びが好きなのです!
そうやって子どもは太古の昔から育ってきたはずです。
小さい時に、手足指先をたくさん使って、自然と戯れて季節を感じてほしい、切に願います。
その時間・豊かな経験が、人としての土台になっていくと私は信じています。
これらの経験は、生き物としての力強さ、今の言葉だと「生きる力」の素になるものです。
上に色々なものが乗っかっていくには、土台がしっかりしていないと!
そこに英語が乗っかると舞台は世界に広がる、そんな感じになればみんなハッピーだと思ったりします。
というわけで、今もときおり自転車で公園巡りをしています。
PS:
実は、キッズアイランドのティーチャー達もみんなアウトドアの時間が大好き。
雨が降ると、子どもよりがっかりする人もいるほどです。
3つの公園は、大人も癒される素晴らしい空間と時間を提供してくれています。
いいティーチャーが集まってきてくれるのは、実はアウトドア活動が理由かもしれません。
ここまで恵まれた環境のスクールは少ないと思います。
ですので、会員のみなさまはぜひ今のこの時間を楽しんでくださいね。
著者・堺谷武志が運営するプリスクールは「キッズアイランド」はこちら
著者・堺谷武志の個人Facebookページはこちら
お気軽にお友達申請してください。ブログの更新情報やその他趣味の山登りについて等も投稿しております!
ここまでお読みいただき、まことにありがとうございます。 応援していただける方は、以下のボタンを押していただけると助かります(サイトに飛びますがそれだけで、清き一票と数えられます)

にほんブログ村