灯台下暗し


プライベートの話で恐縮なのですが…
うちの娘が第一志望の大学に合格しました。
 
勉強の態度とか見ていて「詰めが甘い」とハラハラ、受験先数を見て「数打ちゃあたるもんでもないで」とか、でも言えないし(実はちょっと言ってすごい嫌われましたw)…
遠くから心配していたのですが、何はともあれ、です。
 
私の父(娘のじいちゃん)に電話で報告したところ…
私「第一希望に合格しました」
父「おめでとう。すごいやん、タケシもほっとしたやろ」
私「まあね、こんなやり方で大丈夫かなと思ってたから」
父「やっぱり実力があったんやで。親が思うよりしっかりしてるで。そう見えへんかもしれんけど、見てないところで頑張ってたんやで。よかったなあ」
私「…」
 
あ~ぁ、かないませんわ。あなたの子でよかった。
 
教育のこと14年もやって、保護者との個人面談のたびに
「親の見てないところでは、みんな頑張り屋さんですよ」とか
「できてないところじゃなくて、いいところ見ましょうね」とか
もうそれは1000回じゃきかないくらい散々人には言ってきて。
 
自分自身はまったくもって…Look at yourself!て感じですね。
 
娘は、かなり特殊な学科だけど少数派になることを恐れず挑戦し、成績が伸びず、センター半コケしながらも粘り。
受験の間も荒ぶることなく、友達のAO成功に心から喜び、おしゃれにも時間をかけw、スマホもしっかりw。
いや、全然立派!
 
妻にも「近づきすぎ」「自分でやらせたら」と言ってきたけど、結果的には彼女の練った作戦が大当たり。
 
「娘よ、すまん」
心の中でつぶやき、父はこれを教訓にして、他のお子さんや保護者に還元します。毎度のパターンでごめんやけど。笑
 
まあ、でも、よかった。じわじわと「よかった」が出てくる。よかったあ!
結果よければすべてよしと喜ぶ浅はかな私です。
普段言っている数々の偉そうなセリフはどこへやら、お恥ずかしいけどそんな感じです。
あ~、でも今、なんかすっごい自分が親って感じがするっ!
それにしても自分のことは見えてない。

 

<堺谷武志の略歴>

大阪出身、京都大学工学部、南カリフォルニア大学MBA、三菱UFJ銀行(海外駐在やアジア戦略担当)を経て独立。2006年インターナショナルな環境で人と自然にふれあうプリスクール「キッズアイランド」設立。保育士。一女の父。週末登山家。

2019年教育起業家とともにNPO法人ソダチバ・プロジェクトを設立し、代表理事に就任。幼稚園でもインターでもない第三の選択肢「HILLOCK Kinder School」を設立。将来は「ヒロック・オルタナティブ小学校」を設立たいなぁと活動中です。
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