プリスクール2歳から通ってくれて、中1になったNちゃんのお母様からのお手紙
キッズアイランドで2歳からプリスクールに来てくれる子どもたちも、成長の過程で、サッカーやバレーに夢中になったり、そのうち、中学受験もあったりで、小3くらいまでに卒業していっちゃうお子さんもいるのが実情です。
私は人生には英語より大切なこともいっぱいあると思っていますので、それでいいと思っています。
キッズアイランドでは、英語は環境としつつ、やっぱり自然とか友情とか好奇心が育まれる場所だと思っていますし、大きくなるにつれ、興味も移り変わると思っていますから。ちょっと寂しい時もありますけど。
そんな中、Nちゃんのお母さんにからお手紙をいただきました。
以前「小6までキッズアイランドを続けたらどんな感じになるのか知りたいんですよぉ」とボソッと申し上げたことをずっと覚えていただいていて、中1時点での様子を教えていただけました。
まず、この心遣いにホロっと。
全文はこちら。
『アンケート K.M(小5)
いつも大変お世話になっております。
素晴らしい先生方のおかげで、元気に楽しく、アフタースクールに通わせていただいております。本当にキッズは先生方が良いなぁと感心しています。
さて、昨年まで姉の〇〇〇がお世話になっておりました。
その際、堺谷さんが「キッズで6年まで学ぶと、どのくらいの英語力になるのか知りたい」と仰っていたと思いますので、結果をご報告させていただきます。
中1で「英検準2級」を取得しました。
得点数でみると、リスニングは英検2級レベルに達していましたが、ライティングは2級弱、リーディングは2級と準2級の間、スピーキングは準2級レベルでした。
2級取得には、もう少し単語力を増やし、文法を理解し、言葉としてスムースに出せる勉強が必要なようです。
なお、英検準2級を取得できたのはクラスで〇〇〇だけで、クラスメイトから「凄い!」と言われ、英検直後は「準2」というあだ名でよばれたほどなので、世間的には悪くないのかしら?と思っています。
中一では英語を殆ど勉強しなくても過ごせるので、期末試験など他教科に時間がさけるので助かりました。
〇〇〇の英語は特別なことはせず、キッズに通い、キッズの宿題のみをして過ごしています。ですから、特別なことをしなくても、キッズに楽しく通っていれば自然と英検準2級は取得できるようです。
本人にやる気があり、宿題以外にも英語を学習する時間を設ければ2級にも届くのではないでしょうか。
以上、〇〇〇のその後のご報告でした。
今後もどうぞ宜しくお願いいたします。』
お手紙のポイントは…
・中1で準2級合格(リスニングは2級レベル)
・合格はクラスで一人、あだ名が一瞬「準2」にw(ちなみに名門校です。他クラスでそれ以上は帰国子女など)
・英語以外の科目に時間が使えて助かる
・特別なことはせずに、キッズに通って宿題をしただけ
<結論>キッズに楽しく通っていれば中一で自然に準2級が取れた
良かったぁ~!
Nちゃんの才能と頑張りが全てです。ですから「ほらね~」と言って乗っかるつもりはありません。
とはいえ、信じて10年間通わせ続けていただいた保護者の方をガッカリさせなかったことに心から安堵しました。
しかも、学校生活、友だち関係、他の習い事も楽しみながら、むりなく通学と宿題だけでというのも理想的です。
二人のお子さんを10年以上送迎いただいているお母さまに心から感謝です。
お父様も参観に顔を出してくださったりと愛情たっぷりでした。
お二人とも
「評価やテストがないのがキッズアイランドのいいところ。評価されたら英語嫌いになっちゃう」
と応援してくれています。
このレベルまで来たら英語に関して基礎は十分、耳もできていて、感性も十分。
試験対策ではない体験を通した英語力が身についているので、実践レベルの英語との差も大きくありません。
あとは本人次第です。
やる気になって集中特訓すれば、かなりのバイリンガル・レベルまで行くと思います。
その時には、
小さい頃からお父さん・お母さんがずっと通わせてくれた、そして自分自身が続けてきた、その意味やありがたみを知ると思います。
手前みそ次いでにさらに言いますと、Nちゃんには英検などでは測れない力(びびらない気持ち、フワっとした理解力、わからなくても楽しめる力、笑って流すスキルwなど)などが身についているはずです。
第二外国語としての英語はいつまでたっても100%理解できるようにはなりません。
だからこそ、
わからなくてもわかろうと状況から推測する力
たとえわからなくても逃げ出さなかった経験
笑って流せる心の余裕
わからないなりに相手に信頼してもらう伝え方
が何よりも大切になってきます。
つまり「わからないことも学び」ということに慣れ、知ることが大切なのです。
キッズアイランドは「わからないことすら推奨するスクール」です。
だからというわけではありませんが、キッズアイランドでは一切のテスト・評価をしません。
英検などの外部試験も推奨しません。
評価やテストって結局のところ、「できない」を示すものだからです。
でも、キッズアイランドでは「わからない、できないことも(こそ)学びだ」と言っているわけで、テストは適しません。
英検などのテストは目安に過ぎず、本質ではありません。
子どもが英語を上達する上で、もっと大切なことはたった1つ「細く、長く続けること」です。
でも、やっぱり、2歳の時のあのNちゃんがすっかりもう中1になって、あっさり準2に受かってと聞くと、「良かったなあ」とつくづく思うわけです。
それとやっぱり、良い保護者に恵まれたなぁ、感謝!とこちらもしみじみ思います。