プリスクールの卒業ピクニック

2018-03-24

3月23日にプリスクールの卒業ピクニックを行いました。

その時の保護者の皆さんへのメッセージを掲載いたします。

『保護者の皆さんへ

 

プリスクールのご卒業、おめでとうございます。

 

長い方ですと、親子クラスやヤングプリスクールクラスから2年です。子どもの人生の半分以上のおつきあいとなります。

本当に大きく育ちましたね。

 

保護者のみなさま、送り迎えありがとうございました。晴れの日ばかりではありません。雨、風、雪の中、大変だったでしょう。

 

泣きわめく子どもを置いてくる日々に、胸を絞めつけられたこともあったと思います。

 

それを、子どもたちは乗り越えてくれました。保護者のみなさんも乗り越えてくれました。だから、今のこの姿があります。

よく頑張ってくださいました。まずは自分に拍手してあげてください。

 

3歳の記憶は大人になるとほとんどありません。皆さんもないと思います。

 

実は5歳児は3歳のことを覚えているそうです。その後、脳が発達し構造が変わるので、3歳頃までの記憶はなくなるのだそうです。

 

そう、ここにいるティーチャーのことも、今日のピクニックのことも忘れてしまうのです。

でも、わたしはこう思うのです。

心の底から楽しんだら、無意識のさらにその奥深くに

「あぁ、楽しかった」とか「嬉しかった」とかポジティブな気持ちの素が残るのではないかと。

 

それがこれからのステージにつながっていくのではないかと。

つまり、子どもたちは成長するために忘れるのです。

 

そして、もう一つ思うことがあります。

3歳までの子どもの記憶は、実はパパとママの物語によって創られていくのだと。

みなさんも子どもの頃の記憶、覚えていないはずなのにあるような気がしませんか?

 

私からの提案です。

毎年誕生日には、写真や動画を一緒に見ながら話しをしてあげてください。

「あなたが小さい頃は〇〇が大好きだった」

「たくさんの人にかわいがられたんだよ」

そして、ちょっと付け加えてください

「キッズアイランドの講師からとても愛されていたんだよ」と(笑)

 

そうやって、一人ひとりの3歳までの記憶は紡がれていきます。

 

楽しい記憶になるには、たくさんの楽しい思い出話をしてあげてください。

そのために、とても大切なことがあります。

それは、保護者のみなさん自身が人生を楽しむことです。

 

「お母さんだから、お父さんだから、頑張らなきゃ」など世間の型のようなものにとらわれる必要など全くありません。

自分らしくいてください。

完璧な人間なんていません。みんな失敗だらけ。自然体でいいのです。

つらい時は助けを求めましょう。息抜きしましょう。

 

人類は、ずっとそうやって子どもを育ててきたのです。

 

そういう意味では、ここにいる皆さんは2,3歳という怒涛の子育て期を共に過ごした仲間だと思います。

この「幼なじみネットワーク」が続いていくと嬉しく思います。

 

キンダークラスで継続される方もいますが、今日で最後の方もいらっしゃいます。

 

キッズアイランドは、アットホームで応援団的なコミュニティでありたい。離れてもコミュニティです。いつでも相談してください。

 

本日はご卒業おめでとうございます。そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。』

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