「発達段階」を理解し、子育ての悩みを軽減する

2020-10-20

こんにちは、キッズアイランド代表の堺谷です。

 

子育ての悩みの多くは「1~3歳児の特徴をよく知らない」ことが要因に思えます。

 

なぜなら多くの方が、3歳児頃までの記憶がほとんどなく、イメージが沸きにくい時期だからです。

 

それなのに、1歳から3歳間は、最も大きく変化する時期です。

 

「寝ころんでいた赤ちゃん」が「意見を言う子ども」まで、3年程度で一気に成長するのです。

 

自分自身のその頃の記憶がほとんどないから、どう対応すればイメージが沸きにくく、さらに自分の子どもの成長スピードに追いつけない。。

 

だから「悩み」が多くなるわけです。

 

ただ、「発達段階(=各年齢における特徴)」を知っていると、

 

「1歳児って、こんなもんなんだ」とか
「2歳児だし、仕方がないよね」とか

 

受け止めることができて、気持ち的に楽になれるのです。気持ちにも余裕が出来て、周りに協力をあおぐことも出来るわけです。

 

やはり「発達段階」を知ることが、子育てに行き詰らず、毎日を楽しむための現実的な対応だと思います。

 

昔は、こういう知恵(発達段階や対応方法)は、同居のおばあちゃんや近所のおばちゃんが教えてくれたり、間に入ってくれたり、サポートしてくれたりしたのかなと思うのです。

 

が、今は、少子化・核家族化の時代ですから、難しいことも多いと思います。

 

そういった意味でも「発達段階」は意識して学んでおくことが必要だと私は思います。

 

この子育てサプリでは、各年齢の発達段階について詳しくお話ししますが、今回はまず発達段階の大前提のお話しとして、0歳〜3歳に共通する大切な「キーワード」についてお話しできればと思っています。

 

0歳〜3歳に共通するキーワードとは?

それは『アタッチメント(愛着関係)』です。

 

それは心理学者のジョン・ボウルビィ(John Bowlby)が提唱した「アタッチメント理論」によるもので、アタッチメントが長期的な成長・発達において重要であることが様々な研究で指摘されています。

 

ポイントは大きく2つあり、

 

①「社会・感情面」の正常な発達に繋がる
②子どもにとって「安全地帯」の役割を果たす

 

です。言い方を変えると「アタッチメント」の頻度が少ないと、逆に子育ての悩みが増えてしまう恐れがあると言うことでもあります。

 

オススメ「アタッチメント方法」

これまでの話を読んで、アタッチメントが大切なことはお分りいただけたと思います。

 

「アタッチメント」なので、やはり身体的な接触(いわゆるスキンシップ)は大切です。

 

アイコンタクトとか他にもした方がいいことはたくさんありますが、何もかもというと大変だと思います。

 

そこで、私から一番オススメしたいことは、

 

出来るだけたくさん話しかける

 

ことです。ただ、そんなこと言うと、

 

「何をどのように話しかけたらいいのでしょうか?」と戸惑う方もいらっしゃるかと思います。

 

そこで「一番シンプルで簡単で有効な方法」は、

 

子どもの行動や感情を、まずはそのまま描写すること(言葉にしてあげること)

 

です。例えば、、、

 

「泣いているのね。悲しいのね。」と抱っこをしたり
「怒っているのね。おなかがすいたのかな」と微笑みかけてみたり
「笑っているね。楽しいね」と体をタッチしてみる

 

などです。お世話をする時に、黙ってではなく、話しかけながらするといいと思います。

 

要は「語りかけ」が大切で、新人の保育士さんなどは、ふと気づくと黙って淡々とお世話をしてしまっていたりしますが、とてももったいないです。

 

ただ、語りかけは意外に難しい。なにせ忙しいですから何を話そうとか考えると、考えすぎてかえって黙りこんだりしてしまうわけです。

 

そんな時は、子どもが今やっていることをそのまま言葉にしてあげるのがシンプルで、そして子どもの動作とリンクしているのでとても効果的です。

 

話ながらお世話をすると、アイコンタクトも声のコミュニケーションも必然的に増え、子どもも寄り添ってもらえている安心感を持つことができるのです。

 

いかがでしたでしょうか?

 

色々と言いすぎたので、最後に「要点」だけをまとめると、、

 

子育ては「発達段階」を理解すると、起こったことに対して「1歳児はこんなもんだよね」などと、受け入れることが出来る様になり気持ちに余裕が出てきます。

 

そして、0歳〜3歳の発達段階での大切なキーワードが「アタッチメント」で、その中で効果的かつ簡単に出来ることが「子どもの行動や感情を、まずはそのまま言葉にしてあげること」です。

 

そうすると、アイコンタクトも声のコミュニケーションも必然的に増え、子どもも寄り添ってもらえている安心感を持つことができて、社会面・感情面での成長に大きく影響することが出来るわけです。

 

次のブログでは、各年齢における発達段階のお話をしたいと思います。

 

今日のブログもあなたにとってプラスになると嬉しいです。

 

キッズアイランド代表 堺谷

 

 

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