「学校英語」と「使える英語」とのギャップ埋める方法

2020-11-20

こんにちは、キッズアイランド代表の堺谷です。

 

前回のブログでは、今年の教育改革で「学校英語」が良くなることに期待はしつつも、「使える英語」にはまだギャップがあるよね。という話をしました。(前回のブログはこちら:https://www.kids-island.biz/supplement14

 

今日はその続きで『そのギャップを埋める方法』についてです。

 

「ギャップを埋める」を言い換えると、「学校英語から使える英語にするには、どうしたら良いのか?」なのですが、先に結論を言うと

 

自助努力(親も含めて)が必要

 

ということです。そのギャップの中で一番大きなものは、私の考えでは「会話のスピード」です(本当は全てなのですが、言い出すときりがないので絞ります)

 

大人になってからのリスニングは本当に苦行です。

 

他のことと違って努力の割には成果が上がりにくい。効率が悪い。少なくとも私にとってはそうでした。

 

就活や会社などで必要に迫られて試験を受ける方も多いでしょうが、多くの大人が何といっても苦労しているのは「リスニング対策」ではないでしょうか?

 

本当に聞けるようになるのか、テストの期限もあるのに、、仕事も忙しいのに、、困ったあげくに「聞き流すだけで話せる…」的な教材に手を伸ばして挫折。。。

 

仮に苦労の末にようやく高得点をとっても、本場に行ったら、

 

「とにかく速くて聞き取れない、、」
「その上、あのスピードに割り込んで話すなんて、とてもとても、、」

 

など、ショックを受けるでしょう。(というか実際に受けた方も多いのではないでしょうか?)

 

なぜなら、ネイティブは誰も、英検やTOEICのような話し方はしてくれないわけです。

 

英語のリスニング力をつける際に何が問題かと言えば、若い頃でないと効率がガクンと落ちてしまうということ。

 

小さい頃からやっている子どもは、リスニングで点数を稼いでいくことが多いようです。

 

文法は苦手だけど、リスニングは内容を話してくれるので簡単とのことです。

 

ですから、リスニングについては本格的にやりたいなら大学でどうぞ、という話にはなりにくいのです。ここが他の科目と違うところではないでしょうか?

 

私は、英語は突き詰めると、「音」と「意味」の2つに集約されると考えています。

 

この2つでどうロジックを取り、どうロジックを組み立て、どう伝えるかということかと。

 

ですので、まずは「音を取る耳」がとても重要です。

 

耳に関しては、音楽を学ぶには若い時の方が有利なのと同じで、英語の音も早期からの方が有利でしょう。

 

また、英語の達人と言われる方などの著作を読みますと、

 

・若い頃に、とてつもない勉強のボリュームをした
・色々試した結果、こんな方法が自分には合っていた
・そして、今でも勉強している

 

と書かれています。そうなのでしょう。安易な方法はないということです。

 

英語に限らず、「楽してできること」は、その程度のものでしかないのだと思います。

 

ただ、楽な方法はなくても、確度の高い、効率的な自主練方法はありそうです。それは、専門家の間でおおよその意見は集約されるのではないでしょうか?

 

小さい頃から成人までの、目的別やレベル別にあった形での訓練方法や教材などが、学校などある程度オフィシャルな形で開示されていくと、日本全体にとって大きなプラスになりそうな気がします。

 

まとめると・・・

長々と話してしまったので、まとめます。私が言いたかったことのメインは冒頭にあったように、

 

自助努力(親も含めて)が必要

 

ということ。英語の達人でも毎日のように学習しているので、やはり効率の良い方法を模索しながらも量はこなす努力をしないといけません。

 

そして、サブ的な要素として

 

早いうちに始める

 

ですね。特に「英語の音」に慣れるという部分。大人になってからのリスニングは苦行です。

 

この辺りを理解しつつ「学校に期待できること」と「自助努力(親も含めて)が必要なこと」をきっちりと分けてもらえたらと思います。

 

アジアの多くの国では公教育は日本ほど強くありません。

 

その代わり、お金持ちは英語の家庭教師をつけたり、留学をさせたりと親が様々な自助努力サポートをしています。

 

エリート層の子どもの多くは、当然のように英語を話します。

 

そのうえで「何をどうするんですか?」というのが彼らのテーマであって、英語をどうしようかというレベルの話ではないのです。

 

インターネットの普及で、アジアだけでなく全世界的に子どもたちの英語やその他のスキルへのアクセスはどんどんと向上していくことでしょう。

 

彼らは、あなたのお子さんの将来の仲間であり、競争相手でもあります。

 

「学校での英語」を「使える英語」にレベルアップするには、授業以外に「自己鍛錬」と「ネイティブとの生のやり取り」がどこかで必要になります。

 

この2つを学校外で、つまりご家庭の自助努力で、いつどのタイミングで、どのようにして補うかは意識しておいた方がいいのではないかとは思います。

 

参考になれば嬉しいです。

 

キッズアイランド代表 堺谷

 

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