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新型コロナ感染症対策に関するご確認(2021年8月26日)
いつもありがとうございます。現状を踏まえて、以下を共有させていただきたいと思います。
- デルタ株の感染力は従来比大きく、子どもにも感染することがわかってきている(重症化例はまだ少ないようですが今後の推移を注視してまいります)
- ヒロックは現時点では一斉休校と言う形はとりません(都や区の方針に準じる形での対応となります)
- 集団活動という性質上、感染リスクはゼロになりません
- ご家庭により個別に状況や考え方が異なりますので、最終的にはご家庭にてご参加の是非をご判断ください
- 以下の対策を行っております。基本的な方針に変更はございません。
- 保護者へのお願い:送迎時の検温・体調管理・ソーシャルディスタンス等の対応、混雑回避のため9:45-14:15と時差対応中です。お子さんに風邪症状(せき・熱など)がある場合は医師の判断を仰いでください。
- 講師・スタッフ:常時マスク着用(ランチの際、講師は別場所で食べています)。換気、消毒などを適宜行っています。
- 子ども:子どものマスク着用は引き続き保護者判断、またクラス内でも熱中症などの他リスクとの兼ね合いで着用しない場合があります(スクールで感染者が出た場合にはそのクラスの人は濃厚接触者になると推定されます)
- 人権への配慮:感染者が出た場合、人権への配慮をした対応となります
ご家庭の判断で自主的に休会される場合の対応については、①休会時在籍費用(月謝の3分の1)が発生します、②休会期限(二か月)はコロナ事由に限り制約はございません、③月単位でお願いします(月途中の場合、残りは復帰時に振替えにて対応をお願いします)
その他、気になる点がございましたらお問合せ下さい。
ーーーーーーー<再開時対応>——
再開に際してのお知らせ
コロナウィルスに関連し休校が続きご迷惑をおかけしましたが、通常クラスを再開いたします(オンラインクラスも好評でしたので通常クラスにも取り入れてまいります)
再開に際し、以前と異なるのは新しい生活様式のソーシャルディスタンスの考え方です。色々と検討した結果、これをキッズアイランドで完全遂行するのは現実的ではなく、また過度の対応は子どもにマイナス影響があるのではと懸念しています。例えば、「お友だちにさわらないでね」と1年間言われて育つことは発達面でとても心配です。泣いている子どもには大丈夫だよと言って私たちは抱きしめます。一生を通して大切な社会感情面が最も育つ幼児期でもあります、必要なことは適宜行うことをご理解いただけるようお願い申し上げます。
専門家から「対策しても誰もが感染する可能性がある」「自粛には弊害もある」との指摘があります。感染リスクを軽視することなく、ご協力を得ながら適切と思われる対策はしっかりと行い、お子さんにとって楽しくてためになる時間を過ごせるよう力を尽くします。その上で、最終判断は皆様にお願いする形で進めてまいります。
ーーーーーーー<当初対応>——
<保護者の皆様へのお願い>
- 保護者ご判断による参加
- 専門家からは「対策を講じても誰もが感染する可能性はある」「子どもの重症化はまれ」「持病がある、妊婦さん・乳児の兄弟がいる、高齢者と同居の方々はリスクが高まる」「自粛に伴う子どもへの弊害が懸念」などが指摘されています。
- 施設(幼稚園・保育園・習い事)により短縮・分散・縮小など対応は様々ですが、私たちは一週間短縮とワンクッション置いてからの通常化を選択しました。
- 通学意義や衛生観念はご家庭によって大きく異なると思います。集団活動のメリット・デメリットを踏まえて最終ご判断くださいますようお願いいたします。
- 体調管理と保守的な対応
- お子様だけでなく、保護者の皆様も風邪症状(のどの痛みだけ、咳だけ、発熱)など少しでも体調の変化がございましたら、登園を控え様子を見てください。
- 感染症と診断された場合は速やかにご連絡をお願いします。
- 検温のサポート
- スクール到着時に検温を行います。体温計の数に限りがありますので、ご自宅からご持参頂き、検温のうえご提示頂けると助かります。
- 5℃以上ある場合は参加をお断りさせて頂きますので、登園前検温にて事前の確認をお忘れなくお願い致します。
- 送迎時の受入れと引き渡しについて
- 混雑、密集を避ける為、1人ずつ行います。各校舎、壁や階段に目印を貼っていますので、それに沿って並んでお待ち下さい。
- お帰りの際も同様にお待ちいただき、クラス終了時間になりましたら1人ずつ玄関で引き渡しを行います。
- クラス終了後の講師からの説明は当面の間控えさせていただきます。クラス内容につきましては、Class Dojoのクラス・ストーリーにて共有させて頂く予定です。
- 子どものマスク着用について
- Ypre/プリスクール生はマスク不要と考えています(日本小児医会の見解「2歳未満はむしろ危険」を援用)
- KC以上は保護者希望による着用とします。熱中症リスクもありますので、無理をなさらないでください(屋外など状況を見てはずすよう促す場合もあります)
- その他
- 6月中のインプットはお控えいただけると助かります。ご兄弟参加で必要な場合はご相談ください。
- アウトドアを多めに取り入れる柔軟な対応をします。服装などご協力ください。
<スクールの対応>
- 講師・スタッフの体調管理
- 検温実施。風邪症状(のどの痛み、咳、発熱)など体調異変を感じたら欠席。
- 時差出勤のため10時開始(遠方の者は10時以降に参加する場合もあります)
- オンライン会議などの活用
- 基本的な感染予防策:①手洗い、②マスク着用、③高頻度で接触する部位や備品の消毒、④定期換気
- 三密回避策
- 政府推奨の「三要素が重ならない」については、「定期換気」による密閉回避を主な対策とします。
- 密集・密接は距離を取り、接触活動後は手洗いを促します。一方、完全なソーシャル・ディスタンス(2m維持など)は不可能であることをご理解ください。
- スクール活動で必要な接触(おむつ交換、泣く子の抱っこなど)は行います。
- 社会・感情面で必要な対応は行います(友達との接点、食事中のお話など)
- 他のリスク(熱中症、防犯など)とのバランスを見ながら対応します。
- アウトドア活動を多めに取り入れるようにいたします
- その他の対応
- 国・都からの要請等状況が変化した場合への素早く適切な対応を行います。
- スクール内で感染がわかった場合は速やかにご連絡いたします。
- 第二波・三波の可能性もあり、長期的(1~2年以上)に持続可能な対応が必要と考えます。今回のウィルス感染力はあまりに強く、対策を尽くしても誰もが感染する可能性があります。感染者が差別されない社会を築くことは子どもたちの未来にとっても大切なことで、キッズアイランドもそうありたいと想います。
対応に関する想定Q&A
◆日常生活について
・どのような感染予防を行いますか?
→登園後、昼食前、トイレ後、接触時などこまめな手洗い、うがい、水分補給を行います
→玩具・机・椅子・ドアノブなどで頻度が高く触れる場所のこまめな消毒を行います
→換気:登園前、外出時、昼食時など1時間に1度のペースを目安に空気の入れ替えを行います
・おもちゃやクレヨンやなど共有で使うものの管理はどうしていますか?
→量を減らし、使用後に消毒。また活動後の手洗いを必ず行います。
・子どもたちの間に仕切りはつけないのですか?
→活動状況に応じて、極力距離を取るような対応をしますが、仕切りまではつけません。
・室内活動の際の席の間隔はどうするか?
→部屋の広さは異なりますが、間隔をできるだけ空けて行うようにします。
・子どもたちが自由時間や活動中に近づいたり接触することはないですか?
→ありますし、ある程度必要な行為ととらえています。過度にならないように留意しつつ、適度に見守ってまいります。必要に応じて活動後に手洗い等を行うなどでカバーしていきます。
・特に、手洗いは予防上で最重要の習慣ですので、しっかりと実施してまいります。
◆講師の対応
・電車通勤時など講師・スタッフはどんな対策をしていますか?
→時差出勤のうえ、マスクを着用します。到着後の検温・手洗いなどを徹底します。
・フェース・シールドはしないのですか?
→厚労省基準の手洗い・マスクなどを主とします。安全とのバランスでも着用は考えていません
◆外遊び
・アウトドア活動が多めとはどれくらいですか?(KC・AS)
→原則、教室集合・解散ですが、ワークブックやストーリー等筆記用具が必要な内容を室内で行い、それ以外は外で行うなどプランを柔軟に運営します。外出の服装にご協力ください。熱中症には配慮します。
・子どものマスクはしないのですか?
→プリスクール以下は不要(日本小児医会見解に準拠)、KC・ASは保護者の希望での着用としますが、熱中症リスクもあり無理はしないようにしてください。外すように促す場合もあります。
◆ランチについて
・ランチの際はどのような対策を考えていますか?
→子どもの間の距離を取るような工夫を行います(ピクニック形式にするなど)
→ランチ中しゃべらないなど社会感情面で不自然な行為を押しつけることは行いません。
◆トイレについて
→オムツを替える際は手袋を着用のうえ、一人終わるたびに消毒をします。
→便座も一人使用する度に消毒します。
→トイレ周辺に密集しないよう距離を保ち一人ずつトイレに行きます。
→手洗いの際、タオルを使わずペーパータオルを使用します。
<キッズアイランドでのコロナウィルスに関する基本的な考え方>
- 考え方:国・東京都の方針に留意しつつ、段階的「再開」とします
- 予防措置をとった上で、再開します。午前時間をずらし、一週目プリスクールを午前のみとする段階的に取り組みます。
- 国や東京都の再要請などの際には素早く柔軟に対応します。
- 新型コロナウィルスの状況(特に子どもへの影響の観点より)
- 緊急事態宣言や行動変容等により、医療崩壊もなく他国比低い死亡率を実現。
- 感染力は想定以上に強く、ワクチンや特効薬がないことからリスクは残る。
- 子どもへの影響(日本小児科学会 https://www.jpeds.or.jp)
- 日本では現時点で子どもの重症化はまれ
- 休校・休園による学習機会の損失、生活習慣の乱れ・運動不足などの弊害は大きい。
- 対策をしても誰もが感染する可能性は残る。感染者等が責められない社会を築こう。
- 第二波、三波も想定され「新しい生活様式」を導入し長いスパン(1~2年)での対応が必要
- 保護者の意向(アンケート結果)
- 感染リスクと通学メリットに対する考え方はご家庭差あり→意向尊重が必須
- プリスクール、KC・ASとも75%以上の保護者が通常時間での再開を希望
- 短時間、オンライン、アウトドアなど限定的再開を希望される方も一定数存在
- 類似施設比較:①保育園、②幼稚園(=閉園、一部再開も)、③私塾(=様々)
- 保育園(可能な保護者に自粛継続依頼)、幼稚園(時短、分散)は慎重な対応継続
- 私塾:参加に際し保護者判断への尊重を前提に再開するところが多い。
- キッズアイランドの考え方
- 緊急事態宣言が解除されたため、再開する。再度要請があった場合には速やかに対応する。
- 各種予防策は行っても感染リスクはゼロにはならず、また活動実態を想定するとソーシャルディスタンスの完全履行は非現実的なことが判明。
- 幸運にも現時点では「10歳児未満の重症一名・死者0名」であり、熱中症・交通事故・他の病気等のリスクと比較して、過度な対策に偏ることには弊害の懸念あり(専門家からも指摘あり)
- 幼稚園・保育園との比較ではやや先行するが、週回数の少なさ、少人数制、保守的な対応をされる保護者が多いことから、バランスを欠くとは考えられない。
- 適切な予防策を実施したうえで、キッズアイランド本来の活動により心身の健康や学びの促進、なにより楽しく充実した子ども時代を!と考えています。
- 感染リスクと通学メリットに対する考え方はご家庭差あり→意向尊重が必須