子育てサプリ:1~3歳児のパパにオススメ「フリー・デイ」(お得感あり)


今日はちょっと小さいお子さんのパパに読んでいただきたいお話しをします。

ここ最近「発達段階の話」をしていましたので、それに関してご家庭でできそうなことのご提案です。

ご家庭に合った方法で育児参加を!

イクメンという言葉が使われだしてから久しいと思いますが、お父さんが育児に参加することはとても良い傾向だと思います。

ご家庭によって、共働きかそうでないか、働く形態もそれぞれですし、

一律的なとらえ方ではなく、ご家庭に合った方法をみつけていくのがいいのでしょうね。

 

その中で…

普段は専業主婦のママに任せているけど、育児参加してみたい。

「やる気はあるけど時間が…」というパパもいらっしゃるのではと思います。

 

子育ての時期の父親というのは、仕事のほうも責任が重くなる時期です。

仕事のやりがいもありますし、頑張りどころでもあります。

画期的な「フリー・デイ」制度のお知らせ

で、そんな忙しくて、もう少し何かできたらなと思っているパパにお薦めなのが、「フリー・デイ」制度です。

この制度の名付け親は私です、が、そんな大げさな制度ではありません(笑)

 

「月に一回、奥さんにフリー・デイ(丸1日フリーな時間)を提供」しませんかということです。

パパが朝から晩までお子さんの面倒を見て、ママがお出かけできる時間を作るのです。

 

フリー・デイをすることのメリットは、3つあります。

  1. 奥さんが自分だけの時間をすごしてリフレッシュできる 

  2. 子育てを朝から晩までやってみることで、その実態をパパが理解できる

  3. 子供とじっくりと時間を過ごす機会になる

 

やってみたら、こんな感じだった

私がまだ銀行員だったころ、夜が遅く出張も多くて多忙を極めていた頃です。

それを言い訳にして家のことはまったく何もしていませんでした。

 

娘が1歳半の頃、はじめてこの「フリー・デイ」をやってみました。

「いってらっしゃ~い。ゆっくりでいいからね~」

 

実際やってみるとわかるのですが、子どもはやっぱり可愛い。

「ほらね、何をそんなに大変がるんだ」と。

食事もクリア、よしオムツも頑張ったぞ。俺ってイケてる!

 

ママゴトは苦手だけど、公園に連れだせばこっちの領域だ。

 

やっぱり楽しい!

でも…

夕方になって、「さあ一息つきたい」と思っても、ちょっとトイレと思っても、

「パパァ~」と言って、足にまとわりついてきたりします。

大の男にあっさりと泣きが入りました(笑)

「ちょっとでいいから、俺に時間をくれ~(これね、大変と言っていたのは…)」

24時間365日体制の「地味ぃ~」な大変さ

育児というのは、息つく暇がない状況を、朝から晩までやり続けるということなんだな、と。

頭ではわかっていたつもりでしたが、体で理解できました。

それが24時間365日営業状態で、延々と続いていくわけです。

イヤじゃないけど、たまには息抜きが必要です。お母さんだって人間ですから。

 

パパが「育児の楽しい部分」と「責任が重くて、地味ぃ~な部分」の両方を肌で感じてみるのはとても意義のあることだと思います。

月に一度から始めてみませんか?

子どもと一緒に濃密な時間を過ごすことはやっぱり大切。

 

パパならではの遊びってたくさんありますから、そこはママと差をつける部分です。

ドロドロになって遊ぶとか、虫を捕まえるとか、ちょっと危ないことに挑戦とか…

特に子どものレベルで一緒になってバカができるのが男の特権です(私だけ?)

 

そして、じっくりと一緒に過ごした時間は、その後5年も10年も効いてくるはず。

子どもだって、たっぷりと遊んでくれなかった親から小言だけ言われてもイヤですから。

仕事と育児の違う部分、似ている部分

話は少しそれますが、「子育てって、なんか仕事と逆だな」と思ったことがあります。

 

仕事に取り組む時は、効率性とか時に短期的な成果を意識すると思うのですが、

子育てでは真逆のようです。

 

短期的な成果や効率性は意識せずに、じっくりと色々な経験や機会を共にしていく。

あせってはダメなのです。じっくりが大切。そう、非効率に。

そして、色々な感じ方をする中で、子どもだけでなく、

親も人として更に成長し、深みや幅がでてきます(と思います)。

 

それは、俗ですが、仕事や人間関係でも間違いなく役に立ちます。

そう、決して奥さんや子どものためだけではないのです。

 

育児参加しているパパたちが実感しているこの「お得感」のようなもの、

もしまだの方がいたしたら、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか?

 

PS:

書いていてふと思ったのですが、フリー・デイ制度は1~3歳に限った話ではないですね。

逆に何歳になっても、こんな感じのことをしていくとよさそう。

 

で、この時のポイントは、

ママに、ショッピングとランチを外でしてきてもらう時間を作ることです。軍資金もお付けしましょう!

できればママがお友だち同士でゆっくりランチとかできるといいんじゃないでしょうか。

(「寝る・食べる・友達としゃべる」がママのストレス解消方法トップ3らしいです。詳細はこちら)

 

なんか今日のブログ、「やってたぞ!」感を出していたけど甘い、甘い、オレなんてもっとすごいぜという方…

当然、いっぱいいらっしゃると思います。

ぜひまた教えてください。

 

<関連記事>

発達段階(1~3歳)を理解しましょう~全体像(第一回)

 

これでスッキリ!? 「性格」&「年齢」&「経験」の3つに分けてみる

専業主婦のストレス

0~6歳児のバイリンガル教育

 

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